今年30周年を迎えるスキンケアブランド「雪肌精」。透明感のある肌に導く化粧水として1985年に誕生して以来、現在に至るまで、アジアに市場を広げながら世代を超えて、女性たちの支持を集め続けている。
「雪肌精」コーセー
発売30周年を契機にグローバル施策を展開
幅広い年代の女性に支持され、日本からアジアへと市場を広げる、コーセーのスキンケアブランド「雪肌精」は、2015年に誕生から30年を迎えた。特に人気の高い化粧水は、1985年の発売以来、累計出荷個数が4900万本(2015年5月末)を超えるロングセラー商品。親から子へ、さらに孫へと受け継がれながら3世代で愛用する消費者も少なくない。
コーセーは、この雪肌精ブランドの30周年を記念して「Wishes Come True―あなたを輝かせるもの―」をコンセプトとして掲げ、1年を通じてプロモーションを展開している。その第1弾として4月16日からは、ディズニー映画『シンデレラ』とのタイアップキャンペーンを実施。雪肌精ブランドとして初めて、日本のほか、中国や台湾、香港、タイ、マレーシアなどアジア11の国と地域で共通のプロモーションを行った。
さらに第2弾は、自然保護活動の一環として、サンゴ育成活動への寄付を行うキャンペーン「SAVE the BLUE」を7月1日から8月末まで実施。期間中に雪肌精の対象商品を購入すると、その商品の底面積分のサンゴの森を広げるという夏の恒例企画で、今年7年目を迎える。日本とともに、アジア市場の一部の地域で一斉に展開し、合わせて、サンゴがもたらす恵みの1つである“きれいな空気”をイメージしたデザインの限定ボトルを発売。店頭でもキャンペーンを訴求した。今年はさらに、デジタルテクノロジーによって、子どもたちが描いた魚たちが水槽に見立てたスクリーンを泳ぐ「チームラボ お絵かき水族館」とのコラボレーション企画も実施。子どもたちが描いた魚が1万匹に達するごとに、コーセーがサンゴ1株を移植する。
「商品の購入を条件とせず …