25年にわたり、テレビ番組を中心に映像制作を行ってきたアッシュ。近年では、映像ビギナーの企業からも依頼が増加している。
アッシュに所属するクリエイターたち。
視聴者の気持ちをつかむ「WHY からはじまるものづくり」
アッシュ・グループは映像制作と商空間デザインを軸に、集客のサポートまで行う会社。商空間では立地やターゲットなどを考察し“来店者の気持ち”を、映像制作では“視聴者の気持ち”を常に見続けてきた。企業の一方的な想いを形にするだけではなく、受け手のニュートラルな視点を意識しているという。
「今年に入って、初めて映像を作ってほしいという依頼が特に増えています。例えば、『カッコいい映像を作りたい』という要望があった場合でも、私たちはまず『なぜ映像が必要なのか?』というところからヒアリングを始めます」とプロデューサーの小川貴弘氏は話す。
以前に比べ、企業にとって映像は欠かせないツールになりつつあるが、そこで陥りがちなのは、作ることを目的にしてしまうこと。「施設紹介映像を作りたいというご依頼に、3時間以上ヒアリングを行うこともあります。お客様の目的の達成にはどのアプローチが最適で、視聴者に刺さるのか?を探りだすために、しつこくいろんな角度から聞いていきます。大阪のおばちゃんが得意なことです(笑)」とプロデューサーの塩野恵麻氏は言う。
作り手の顔が見えるチームでリピート率90%を誇る
アッシュのWebサイトにある「お客様の声」を見ると、様々な企業から、良かったことだけでなく悪かったことも含めて、率直な感想が並んでいる。中には「あのヒアリングを経験するとハマリます(笑)」というコメントも。「なんで?なんで?」と聞き出す傾聴力と、お客様と「良い・悪い」をハッキリと言い合えるオープンな関係性があるからこそ、パートナーとして信頼され、最終的にクライアントの課題を解決に導ける。
依頼者は上場企業から中小企業と様々だが、チームは最小の必要なメンバーで構成する。CMはもちろん、イベント用、PR映像、Web動画など、映像にまつわる依頼なら、1本当たり数十万から一千万以上と幅広く対応。顔が見えるチームで、打ち合わせから完成まで柔軟でスピーディーに対応する。こうした姿勢が、リピーターを増やし、企業からの指名につながっている。業種を超えたクリエイターが集まり、今日も地元・大阪を活気づけていく。
アッシュのオフィス。ワンフロアに商空間デザイナーと映像制作クリエイターが同居する。
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