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ブランド名を伏せることでジュエリーに対する“生の声”を聞く

エフ・ディ・シィ・プロダクツ 4℃「匿名宝飾店」

「匿名宝飾店」は、“ブランド名ではなく、目の前のジュエリーを通して、自分の指や肌のうえでジュエリーを好きになってほしい。”というコンセプトのもと、「4℃」がOPENした期間限定のジュエリーショップ。

50周年を迎えた「4℃」固定化されたイメージから脱却

エフ・ディ・シィ・プロダクツは、9月8日~24日の期間に、原宿キャットストリートBANKGALLERYにて、ブランド名非公開の体験型ジュエリーショップ「匿名宝飾店」をオープンした。

同社が本プロモーションでとった手法は、ブランドに関する情報を一切明かさずジュエリーショップをオープンさせるというもの。新しい店舗体験を提供する「4℃」初の試みとなった。

同社は2022年、創業から50周年を迎えた。ブランド名を生活者に認知してもらえた一方で、誰もが知っているからこそ、ブランドのイメージが固定化されてしまうという課題があったと話すのは、エフ・ディ・シィ・プロダクツ販売促進部販売促進課課長の神島涼子氏。創業からの50年の間にSNSが発展し、その影響でブランドへの意見が可視化されやすくなったことも理由のひとつとして挙げた。

しかし、「4℃」ではサステナブルジュエリーやジェンダーレスジュエリーなどの取り組みも始まっており、「4℃」の新しい一面や進化を伝える機会をつくりたいと考えた。「そこで今回ブランド名を伏せ、ジュエリーそのものを見て、触れる体験をつくることで、『4℃』の原点でもあり、こだわり続ける『ものづくり』をどのように感じてもらえるのかを知るために『匿名宝飾店』を企画しました」(神島氏)。

“無名だった創業当初のように、もう一度ジュエリーに対して生の声を聞く機会をつくれないか”―そんな想いから、今一度、身に着ける体験を通して、商品・クリエイティビティを評価してほしいという期待を込めた。

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