ポスターのグラフィックにあの頃の自分を見出す
クラシエ「大人のねるねるねるね」
クラシエは、1986年誕生のロングセラー商品「ねるねるねるね」シリーズから、大人もターゲットにした「大人のねるねるねるね」の第2弾として「大人のねるねるねるね摘みたていちご味」を発売。プロモーションとして、西武鉄道とコラボレーションした交通広告および車内ビジョン広告を実施した。
風味付けされた粉に水を加えて練ると色が変わり、膨らんでふわふわの食感になる練り菓子「ねるねるねるね」。子どもの頃に親しんだお菓子を大人になっても懐かしんで食べてほしいと2022年に新登場したのが「大人のねるねるねるね」シリーズだ。第1弾はワインのアロマ成分を使用し本格的なぶどうの味わいが楽しめる「赤白2種の本格ぶどう味」を発売。2023年の9月には第2弾となる「摘みたていちご味」を発売した。第2弾の開発にあたり、過去に実施したアンケートで子どもが食べたい「ねるねるねるね」の味としてナンバーワンに選ばれた「いちご味」を、あえて大人向けに本格的な味わいに仕上げようと選定。しばらく「ねるねるねるね」から遠ざかっている大人だけでなく、「ねるねるねるね」を卒業しつつある学生に、いちごのように甘酸っぱい青春と「摘みたていちご味」を重ね合わせて味わってほしいという思いを込めた。
そんな「大人のねるねるねるね摘みたていちご味」のプロモーションは「青春は、ねるねるねるねである。」をテーマに、中高生やZ世代のタッチポイントを増やすべく西武鉄道とコラボレーションし交通広告を展開することに。「最近では中高校生や20代以上の人々の間で知育菓子®をSNSでシェアしながら楽しむという傾向が顕著で、単なる間食や小腹満たしではなく、懐かしみや、楽しい気持ちに浸りたいといった情緒的な目的での喫食シーンが増えてきています。