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EDITOR'S PICK キャンペーン

AI時代だからこそ「人間」に必要な栄養の大切さを訴求

大塚製薬 カロリーメイト リキッド「 私はロボットではありません」

大塚製薬のプロモーション「私はロボットではありません」。Webサイト内にはいくつか隠しコンテンツや小ネタも仕込んでいる。

ロボットではないことを証明しないと入れない「人間専用」Webサイト

大塚製薬は8月25日から、「カロリーメイト リキッド」の新プロモーション「私はロボットではありません」を開始した。ロボットではないことを証明しないと入れない特設サイトを公開したほか、ロボット認証をモチーフにした、OOHなども展開した。

本プロモーションは、2020年の「CalorieMate to Programmer」、2021 年の「CalorieMate TOTECHNOLOGY」に続く第3弾の実施となる。ChatGPTなどのAIやロボットが加速度的に進化し、人間との境界も曖昧さを増してきた現代において、「人間だけに必要なもの」である「栄養」について情報を届け、改めてその必要性を思い出してもらうことを狙いとした。

「これまでは“忙しい日々の中で、腰に手を当ててぐいっと一気飲みしてその時を乗り切る”というエナジードリンクのようなイメージがあり、売り場も栄養ドリンクやエナジードリンクと並ぶことも多くありました。しかし、働き方も変化してきている中で、自分のペースで栄養を摂ってほしい、一時的なものではなく、持続性を大切にしてほしい、という想いから、第3弾となる今回はこれまでより多くの広い層が親しみやすく、かつ試してみたくなるようなイメージづくりを狙いました」と話すのは、企画を担当した博報堂DXD部の世羅孝祐氏。過去のプロモーションでは「プログラミング言語」「電子回路」をコンセプトに展開していたが、今回は幅広く「人間」をターゲットに設定。コンセプトである「人間に栄養を」にある通り、カロリーメイトはすべての人間の身体に必要なバランス栄養を届ける食品であることを訴求すべく、人間かロボットかを判定する「ロボット認証」をモチーフに...

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