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EDITOR'S PICK キャンペーン

ふなっしーとともに目指す 都城の認知拡大と人口増加

宮崎県都城市「住めば住むほど都城」

「10年後に人口増加へ!」を目標に掲げ、移住促進キャンペーン「住めば住むほど都城」でふなっしーを特別住民として迎え入れた。

都城市の認知獲得から移住の検討を狙う

都城市は7月13日から、移住促進キャンペーン「住めば住むほど都城」をスタートした。同市の子育てに関する「3つの完全無料化」や日本トップレベルの「移住応援給付金」など、さまざまな取り組みについて、全国の人々への認知拡大と移住を積極的に検討してもらう狙いがある。人気キャラクターの「ふなっしー」を都城市の“特別住民”として迎え入れ、ふなっしーが出演する体当たりレポート形式の5篇のWeb動画に加えて、特設サイトの公開や新聞広告などを展開した。

国内で人口減少が進む中、同市でも人口減少が進んでいる。国立社会保障・人口問題研究所によると、2023年8月時点で約16万人いる同市の人口は、2040年には約13万2000人にまで減少することが予測され、人口減少が喫緊の課題となっていた。そうした中、同市では2013年度から移住支援に取り組み、2023年度からは「人口減少対策課」を新たに設置。人口減少対策に向けた各種施策を強力に推進している。

都城市総合政策部人口減少対策課の新坂斉士氏は、支援制度や街の魅力を詳しく知って移住を検討してもらうためには、まずは“都城市”の存在を知ってもらい、それから特設サイトの閲覧に誘導する必要があると考えたという。「そのために、広告やWeb動画ではインパクトを与えつつ、いかに特設サイトに誘導させるかがポイントでした。新聞広告やOOH広告では、ふなっしーを大胆に配置し、訴求力を高めています」(新坂氏)。

今回Web動画に出演しているふなっしー以外のエキストラは、全員都城市の人たちで、撮影もすべて都城市内で実施した。ふなっしーの存在感はありつつも、オール都城ということからアットホームな要素もある動画に仕上がった。

ふなっしーの起用でインパクトを最大化させた

他自治体でもさまざまな移住支援制度がある中で、同市の...

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