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広告業界トピックス

出版社系Webメディアの広告効果は「エンゲージメントの高さ」にある

今泉 睦

G7広島サミットの開催 そこから見えてきたものとは

暖かで安定した晴れ間を期待したものの、雨の日も多く、しかも気温も上がったり下がったり。地域によっては早い梅雨入りで、コロナによってではなく体調を崩した方も見受けられた5月。それでも徐々にマスクを外し、会社や街に出掛けられる方々も増え、あちらこちらで笑顔が見られ楽しげな会話も聞こえるようになり、街の明るさを感じるようになった。

広島でのG7サミット開催は、国内外に「平和の有難さ」だけでなく、「核兵器の悲惨さ」を伝えることができる大変良い機会になったが、それでもウクライナ戦争収束への方向は未だ見出せておらず、ウクライナでは日ごとにミサイルが空を飛んでいる状況だ。隣国でも長距離ロケット開発が進められており、我々にとっても決して他人ごとではない。歴史的な価値観はさまざまとは思うが、現代において国際的な約束を反故にする姿勢は決して認められるものではない。

「共感志向」に「試用意向」出版系Webメディアの特性

いよいよ、日本雑誌協会、日本雑誌広告協会が主体となり、電通、博報堂DYメディアパートナーズ、ADKマーケティング・ソリューションズの広告会社3社及びビデオリサーチ、日本アドバタイザーズ協会の協力のもと「雑誌由来のWebコンテンツの価値可視化」に取り組んだ「M-VALUE DIGITAL(デジタル広告効果測定調査)」の結果報告がまとまった。

今回の調査は「出版社系Webメディアと一般コンテンツ系Webメディアとの比較」に焦点を当て、定量調査による差異の数値化に加え、アンケート調査、Webサイト訪問履歴調査や自由記述の回答も収集することによって、「その差異がなぜ生まれたのか」までを分析することに取り組んだものだ。

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