テレビの広告効果を伝える特設サイトを公開
民放連営業委員会(委員長:石川一郎・テレビ東京社長)は4月12日、特設サイト「よくわかるテレビの広告効果」を開設した。
本サイトは、テレビの広告媒体としての価値を正しく評価してもらうため、2022年7月に民放連研究所がまとめた「テレビの広告効果に関する研究」第2回調査結果(2022年10月号既報)をもとに、動画「マンガでわかる テレビの広告効果」やビジュアルデータ資料を制作、公開したもの。民放連の第2回調査は、広告主3社のアルコール飲料、食品、飲料、耐久財の5商品について、実際の広告キャンペーンの効果をアンケートなどで測定。テレビCMとYouTube動画広告の双方の認知から購買までの各プロセスの効果とコスト効率を比較した。
今回公開した動画は、広告会社とテレビの若手営業担当者が、データを学びながら新たな得意先の獲得を目指して奮闘するというストーリー。「テレビCMは動画広告と比較して、広告認知から購買に至るまで、コスト効率で上回る」「テレビCMのみでの接触よりも、動画広告を掛け合わせることでさらに効果が高まる」など同調査の結果をわかりやすく説明する。
在京テレビ5社のアナウンサーが登場人物それぞれの声優を務めている。動画は14分の本編と約4分のダイジェスト版が制作され、動画の中で使用される「データでわかるテレビの広告効果」資料もダウンロードできる。
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