函館に「リアルポケストップ」出現 場所の唯一無二の個性を活用
ポケモンは、スマートフォン向け位置情報ゲームアプリ『Pokémon GO』のキャンペーン、「日本の坂をGOしよう」を開始した。キャンペーンの第一弾として、2022年12月16日より、北海道・函館の基坂を舞台にしたテレビCMを放映したほか、基坂付近の「ペリー広場」にて高さ約4mの「リアルポケストップ」を設置(3月12日まで設置予定)。基坂の周辺では、CMに登場するポケモンが『Pokémon GO』上で出現しやすくなるゲーム内連動イベントも開催している。
『Pokémon GO』はスマートフォンの位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、バトルさせたりといった体験ができるゲーム。公開されたCM「#日本の坂をGOしよう 函館・基坂篇」では、高畑充希さんが基坂を舞台に『Pokémon GO』をプレイ。カビゴンやマダツボミ、ポッチャマといったポケモンたちと共に坂歩きを楽しむ様子が描かれている。
ナレーションでは、「なまら疲れて、なまら気持ちいい坂でした」と高畑さんが北海道の方言を披露しており、視覚からも聴覚からも地域の様子を感じられる。
「『Pokémon GO』は、ポケモンを探して歩きまわることで、外の世界の楽しさを再発見できるというゲームです。そんな『Pokémon GO』の原点とも言える魅力を発信し、未経験層や休眠層がゲームを起動するきっかけをつくりたいと考えました」と話すのは、クリエイティブディレクターを務めたSIXの奥山雄太氏。スマホ向け位置情報ゲームという特徴を生かすためには、どのような表現をするとよいのか検討を重ね、「具体的な場所」に着目した施策を行うことにたどり着いたという。
「道、景観、建築物、自然、文化、温度、空気など、外の世界を歩く楽しさは、それぞれの場所に固有のものとして息づいています。同じ道も、同じ公園も、同じ商店街もなく、それぞれが...