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貪欲な姿勢が見られない!? 日本のアドパーソン

吉井陽交(Executive Director, Advertising Week Asia)

文化・習慣?日本と米国のアドパーソンの違い

前号においても触れた、Advertising Week(以下AW)グローバルにおけるネットワーキングと日本の違いを今回は言及してみよう。

早速だが、米国の運転免許証を見たことがあるだろうか?見たことのある人は、どこか違和感を感じないだろうか?実は、写真を見るとほぼ誰もが歯を見せて笑っている。笑顔の裏には歴史の浅い多民族国家、また、そのなかで敵味方を明確に表現する方法の片鱗を感じずにはいられない。握手もしかり、出会ったときの満面の笑顔もしかり、「私はあなたの敵ではない」という表現が根付いていったものと思われる。

かたや日本では日常で敵に遭遇する可能性など思いつく文化はない。ちなみに「出羽守」という言葉があるが、私は欧米至上主義では毛頭なく、日本の素晴らしい文化と歴史を認める一人である。

しかしながら、イベントでのネットワーキングにおいては、せっかくの機会を無駄にすることが多々あることは事実である。偶然の出会いがアドパーソンに素晴らしい機会を提供することは数多くあるからだ。

イベント参加の醍醐味はネットワーキングにあり

前号でも少し触れたが、AWの運営の一人として参加して3年、その前にもWPPをはじめグローバル接点が多かった経験からも、ネットワーキングは個人の人的財産を伸ばす機会と位置付けている。ネットワーキングにもいくつものレイヤーがあり、AWにおいても誰でも入れるネットワーキング・パーティから、主催者からの招待がないと入れないVIPディナー、ブレックファースト・ミーティング、さらにはイベント開催中の日中に常設される参加者用のラウンジ、登壇者用のVIPラウンジと多くの...

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