合成音声を活用し音声ニュース配信を試行
年度変わりに前後して、全国の新聞各社が新たな取り組みを始めている。
河北新報社は3月15日から5日間、スマートスピーカーを生かした音声ニュースサービスを試行した博報堂DYメディアパートナーズの実証実験に協力した。スピーカーに「河北新報ニュースを開いて」と呼び掛けると、河北新報のマスコットキャラクター・かほピョンの声に続き合成音声のニュースが流れる。
実験にはモニターとして6人が参加した。「河北新報オンラインニュース」の記事を1日3本配信。博報堂DYメディアパートナーズと東京理科大学が開発した自動要約システムで記事を短くし、です・ます調に変換して原稿が作成された。
教育情報サイト 子どもの受験・学習についての情報発信
朝日新聞社は3月14日、教育情報サイト「朝日新聞EduA(エデュア)」を開設した。2020年度の大学入試改革や、次期学習指導要領について詳しくない保護者に受験関連のニュースを伝える。学習に役立つ新聞活用法も紹介し子ども学習について関心のある読者層の関心を惹きつける。毎週約5本の記事を掲載。日本新聞協会のNIEコーディネーターや国語塾主宰者らのコラムも掲載され、閲覧は無料。記事には朝日新聞デジタルの関連ニュースのURLを添え、誘導を図る …
あと67%