「JAGDA賞2019」と「JAGDA新人賞2019」が発表に
3月13日、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)は、「JAGDA賞2019」の入賞作品を発表した。
その年を代表する優れたグラフィックデザインを顕彰し、後世に伝えるため、毎年『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、特に優れた数作品に授与する「JAGDA賞」。本年度は全国の会員から約2030作品が出品され、厳正な選考の結果、約600作品を入選とした(入選率28.4%)。カテゴリーごとに得票上位作品を候補とし、最終的にJAGDA賞10点が決定した(亀倉雄策賞1点は先に発表済み)。
入選作品を収録した年鑑は、編集長・柿木原政広氏、ブックデザイン・大原大次郎氏で2019年6月発行の予定。発刊に合わせ、東京ミッドタウン・デザインハブにて年鑑作品展を6月20日より開催する。授賞式は、6月28日に開催される「2019年度JAGDA通常総会」にて行う。
【JAGDA賞】
《ポスター》
永井一正/「LIFE」/美術館のコレクション展出品作品(富山県美術館)
《ジェネラルグラフィック》
菊地敦己/「ゆらぎ ブリジット・ライリーの絵画」/美術館の企画展の告知ツール(DIC川村記念美術館)
《CI》
色部義昭/「Osaka Metro」/地下鉄のCI(大阪市高速電気軌道)
《ブックデザイン》
葛西薫/「クレーの日記」/画家の日記のブックデザイン(みすず書房) …
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