
吉本興業海外戦略本部本部長 清水英明氏と、iflix CEO マーク・ブリット氏。
国境を越えた海外でも“ウケる”日本のコメディー力
4月8日、吉本興業がアジア、中東、アフリカなど20カ国以上に動画を配信するiflix(本社:マレーシア)に出資、合弁会社を組成することが発表された。合弁会社は、iflixへの日本コンテンツのアグリゲート機能と、コンテンツの共同制作を担うという。吉本興業のコンテンツといえば、「お笑い」を思い浮かべる人が多いだろう。そして、「お笑い」はローカル性が強く、国境を越えないだろうという感覚を持っている人も多いのではないか。
アメリカのコメディはあまり笑えないとか、日本の笑いはレベルが高いので海外の人にはわからないのではないかといった懸念をよく聞く。しかし、実際にアジアのコンテンバイヤーに日本のコメディ作品を見せると、字幕もないのにゲラゲラ笑い転げることがよくある。そして、彼らは言う。「日本のコメディのセンスは世界一である」と …
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