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企業向けの講座を開催 新聞社のノウハウを生かした新たな取り組み

宮浦 慎

広報やウェブ・SNS担当者向けに企業向けセミナーを開催

新聞社が手掛ける企業向け講座が多様化している。広報担当者らに記者のノウハウを伝え、企業イメージの向上と収益源拡大を目指す社もあれば、NIB(ビジネスに新聞を)講座で購読者増を図る例もある。地方紙は事業継承や採用をテーマにセミナーを開いている。

朝日新聞社は7月、企業の研修や公開講座を手掛けるインソース(東京都千代田区)と業務提携した。記者の取材・執筆技術とインソースの集客力を生かし、WebサイトやSNS担当者向け講座を開く。講師は両社が出す。

朝日新聞ジャーナリスト学校は2年前から、企業や学校への記者派遣に取り組んできた。紙の新聞の売り上げが減る中、「朝日新聞社の企業イメージを高め、収入源にもつなげたい」との狙いがある。

インソースと始めた講座は「ウェブ文章術」「SNS活用」など6種類。デジタルの時代でも、記者の文章力や表現力が生かされている。初の講座は8月、「ネット炎上対策」をテーマに開かれた。専門学校の広報担当教職員らが参加。実際の炎上例に基づく対処法の解説が好評を得たという。

中日新聞社は8月から新聞を使った企業向け研修「ビズトレ」に取り組む。編集、販売など各部署に分かれていたNIB事業を集約。これまでに8つの企業・団体で実施した。

メニューは9つ。希望が多いのは「コミュニケーション向上」と「ビジネスマナー」だという。新聞記事を題材に学ぶ「伝わる文章の書き方」も人気が高い …

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