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宣伝会議賞

第55回「宣伝会議賞」協賛企業のワンポイントアドバイス(5)

サントリー/品川区/セゾン自動車火災保険/セメダイン/セントラル警備保障

第55回宣伝会議賞の協賛企業から、作品制作にあたってのアドバイスをいただきました。各協賛企業の担当者の方からのヒントとして、下記4項目からなる各課題のポイントを掲載します。

    課題のポイント

    (1)コピーの目的
    (2)市場・ターゲットの動向
    (3)課題商品・サービスの訴求したいポイント
    (4)制作にあたっての注意事項

ご応募お待ちしております。

課題21 サントリー
デカビタCが飲みたくなるようなキャッチフレーズ、ラジオCM

宣伝部クリエイティブグループ 課長 岡 ゆかり氏

(1)バイト・部活でお疲れの学生や外仕事で汗をかく社会人に、「疲れた時には、デカビタC!」と、迷わず選ばれるブランドにしてください。

(2)エナジー系炭酸の市場は伸張傾向にあり、特にお得感のあるペットボトルの商品が伸びてきています。10~30代の若者(特に学生や外仕事の社会人)に飲んでいただきたいブランドです。彼らは日々の生活に真面目に取り組んでおり、日常的に体の疲れを感じています。

(3)元気がみなぎるイメージ、25年続くロングセラーブランドとしての安心感、身近さ、親近感。

(4)缶、瓶、ペットボトルのどれかに限定したコピーではなく、「デカビタC」ブランド全体をテーマにしてください。効果効能を直接的に感じさせる表現(回復した、元気になったなど)は避けてください。

課題22 品川区
魅力いっぱいなのに伝えきれていない
品川区を強烈にアピールするアイデア

企画部 広報広聴課報道・プロモーション担当課長 木村 浩一氏

(1)品川区の魅力をもっとたくさんの方にお伝えし、訪れていただくとともに、区民の区への愛着、誇りを高めていくことにつなげたいと思います。

(2)東京南東部に位置し、面積約23キロ平方メートル、人口約39万人、古くから交通の要衝として栄えています。2年前から「わ!しながわ」を合言葉に「品川区」の魅力発信を進めていますが、より大きなムーブメントとして、新たな魅力の掘り起こしが必要であると考えています。

(3)既述の「交通が便利」「みどりと水辺」「個性豊かな街並」「元気な商店街」「子育て・教育」以外の魅力、特徴、今までになかった切り口。

(4)少々自虐的、破天荒な表現でも構いません。エッジの効いたインパクトのあるアイデアをお待ちしています。

課題23 セゾン自動車火災保険
"なんとなく"で自動車保険を選んでいる人たちに、
「おとなの自動車保険に加入したい!」
と思わせるキャッチフレーズ

マーケティング部 課長代理 野崎 将孝氏

(1)付き合いや、車両販売店に薦められるまま"なんとなく"自動車保険に加入される方々に、「おとなの自動車保険」の魅力を伝え、加入したいと思っていただくことです。

(3)本商品の特徴は、事故率の低い世代の保険料を割安にした保険料体系です。そのため割安な保険料、インターネットでの手軽な手続きをお求めの方に好評いただいています。加えて、1万円引きのネット割引や早割など割引も充実しています。また損保ジャパン日本興亜の全国のサービスセンター網との連携や、ALSOK隊員が事故現場に駆けつけるサービスで、万一の際も安心です。

さらに事故やトラブルの際、車に設置した「つながるボタン」を押すことですぐに事故連絡でき、位置情報捕捉も即座されるため、スムーズな事故報告が可能になります。日々の安全運転をアシストする「つながるアプリ」など新しいIoTサービスも好評です。

課題24 セメダイン
あらゆる産業現場のエンジニアに
「技術パートナー」としてセメダインを想起させる広告アイデア

経営企画部 広報室 篠原 泉氏

(1)メカニカルエンジニアや建築士、すなわち工業や建築の現場で、プロダクトを実際に設計する人たちの心に直接響くキャッチフレーズをお願いいたします。

(2)スマホやPC、自動車、飛行機、船舶、橋梁など、最先端のものづくりの陰には必ず最先端の接着技術があります。セメダインはいつの時代も、ものづくりの現場に、課題を解決するハイレベルな接着技術を提供してきました。

(3)次世代の技術に挑むエンジニアが、普段どんな情報を求めているのかは、日経産業新聞や化学工業日報などをご覧いただければわかるかと思います。彼らが課題にぶつかったとき、まっさきに「セメダインに相談してみよう」を導きだせる作品をお待ちしております。

(4)なお、今年募集するのは「実際にものづくりをする人たちに向けたキャッチフレーズ」です。「toC企業と認識されがちなセメダインをtoB企業として幅広く認知させる」課題であった昨年と異なり、toCに触れる必要は全くありません。「家族」「工作」「親子」「絆」などはすべてNGワードといたしますので、よろしくお願いいたします。

課題25 セントラル警備保障
CSPセントラル警備保障の全国での認知度を
向上させるためのアイデア

経営企画部 広報宣伝・IR室長兼担当部長 佐藤 康氏


(1)「セントラル警備保障(CSP)」の認知度を上げるアイデアを募集します。

(2)当社は昭和41年創業の警備会社です。日本の警備会社は約9400社あり54万人の警備員がいます。その中で業界第3位に位置し、ご自宅からマンション、ビル、工場、商業施設だけでなく、高齢者の見守り、駅の改札通過通知サービス、現金輸送など総合的なセキュリティ事業を展開しています。また、JR東日本の東京駅はじめ同社の各施設の安全安心を担っています。

(3)当社には数多くの資格を取得し、さまざまな訓練を重ね、いざという時に頼りになる警備員が多数在籍しています。しかし認知度がいまひとつ。もっと多くの方に当社を知ってほしい、安全安心に関わることなら何でも相談していただきたい、という当社の悩みを解決してください。

(4)会社名のほかに「CSP(セントラル セキュリティ パトロールズ)」という略称を使用しています。会社名はもちろん、略称の認知度もアップしたいと考えています。

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