業種や規模、事業の性格によって広報の仕事はそれぞれ異なるが、隣の広報が考えていることは気になるもの。このたび、さまざまな企業や団体から、とっておきの「マイルール」を持ち寄っていただいた。この中から自社に導入できる新ルールを見つけていただきたい。
売り込み編

記者とのやり取りがフェイスブック上にシフトしているとの声も。会わなくても人となりを把握しやすく、距離を縮めるには効果があるという。
メディアにわが社を理解してもらい、ゆくゆくは取り上げてもらいたい――。広報なら誰しもそう思うもの。とはいえ一足飛びに話は進められない。まずは関係構築でメディアとの距離を縮めたい。
メディアの中でも特に新聞記者の異動は頻繁だ。そこで、新任者になるべく早くアプローチして早期に距離を縮めようとの動きが見られる。「着任して数カ月経つと記者も忙しくなるので、なるべく早い時期に会社の概要を説明したり、施設を見学してもらうようにしている」(機械)、「ターゲット媒体の新任担当者には、着任時に自社と業界に関するレクチャーを必ず行う。その際はできれば昼前か夕方に設定し、終了後そのまま食事に行くようにしている」(情報システム)と各社ともなかなか戦略的だ。
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