ローソンは4月4日から、東京の丸の内エリアと渋谷エリアにあるローソンおよびナチュラルローソン4店舗にて、リユースカップの提供実験に参画した。対象サービスは店内淹れたてコーヒー「MACHI café」。
実験は、対象店舗で申し出るとリユースカップでドリンクが提供され、利用後は対象店舗であればどこでもカップを返却できるという仕組み。参画店舗はカップの蓋に使用しているプラスチックの削減ができる。
昨年11月から丸の内エリアのスターバックス10店舗で開始されており、ローソンはそこに加わる形となる。リユースカップが他業態で利用、返却できるようになることで、利用者の利便性の向上と利用促進につながることが期待されている。
ローソンはこれまで、SDGsの取り組みとしてリデュース、リユース、リサイクルの3Rを推進してきた。今回の提供実験への参画は、こうしたSDGsの取り組みに、顧客の利便性向上などを通して共感および支持を受けることを目指して検討。また、提供されるリユースカップは保温保冷ができるようになっていることから、「MACHI café」のコーヒーをより長くおいしく楽しんでもらうことで、「MACHI café」のロイヤリティ向上も目指した。
利用客からはカップ返却場所が増えたことが喜ばれており、他業態との相互送客の成果も見られているという。保温保冷機能に対しても、好評の声が聞かれた。