販売促進の専門メディア

           

アクティベーションツール

進化する、定番ツール

モンデリーズ・ジャパン クロレッツ ハンガー什器


最新の機器や新しいギミックを使用した店頭ツールが増えてきた。たとえば、今年度の「JPM POP クリエイティブ・アワード」の「スゴ技」部門で金賞とイノベーション賞の二冠に輝いたキンコーズ・ジャパンの回転プロジェクション什器は、プロジェクションマッピングとムービング機構を組み合わせた象徴的な店頭ツールだった。VR(仮想現実)映像による商品紹介やLEDプロペラディスプレイによるアテンションの登場など、さまざまな表現で買い物を楽しくさせてくれる。

一方、昔から変わらずに採用され続けている店頭ツールも多く存在する。店頭ののぼりや売り場を示すトップボード、少しのスペースで訴求するスイングPOP、ボトル状の商品に取り付けられるボトルトッパー、売り場を拡張するフロアディスプレイなどである。当たり前のように売り場に存在する、いわば定番ツールだ。今回紹介する店頭ツールは、そんな定番の一つであるハンガー什器に、新たなアイデアを盛り込んだ事例である。

ハンガー什器とは、壁や陳列什器側面、レジ横など、売り場のなかでも小さなスペースに取り付ける、販売機能(陳列機能)を持った店頭ツールである。売り場を確保できていない商品の場所づくりや、販売スペースを広げる際などに活用される …

あと58%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

アクティベーションツール の記事一覧

見ている人を見られるメディア
AIは、人間の何を代替しようとしているか
進化する、定番ツール(この記事です)
彩りと物語を与えるメタファー
AIは日本の小売業を救えるか?
売るものは、よりよい観劇体験
「自信あふれる濃厚さ」が秋冬パッケージトレンド
AI活用のカギとなるふたつの質問
訴求する場所は、まだまだ工夫できる
経験価値とパッケージデザイン
一人ひとりの感性をデジタル化し理解する
小さなスペースでも、実感させる
ブランド拡張と市場創造
消費者一人ひとりの「欲しい」をAIで解析
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する