
龍角散の「のどすっきり飴」が売れている。同社の主力のロングセラー商品は、微粉末の製薬で、のどの粘膜に付着するものである。それとは別に2011年にのど飴として発売したのが「龍角散ののどすっきり飴」だ。
確実に売り上げを伸ばしてきたことによって、新たな競合の市場参入が始まった。イソジン(ムンディファーマ)、養命酒製造、ヴィックス(大正製薬)の各ブランドで新商品が登場し、のど飴の新たな市場を形成している。
パッケージデザインには龍角散のデザイン資産が十分に生かされている。最も大きく記された「龍角散」という文字と、ブルーのコーポレートカラー、そしてブランドロゴが効能への信頼感を醸している。
このパッケージには、従来の飴によく見られるような、飴らしいシズルや、味覚の官能に訴えるようなビジュアルは一切ない。ここは大切なポイントである …
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