
2年に1回、開催される「日本パッケージデザイン大賞」(主催=日本パッケージデザイン協会)の授賞式が1月31日に行われた。大賞に輝いたのは、ソニー「aibo(アイボ)」のパッケージだった。
パッケージデザインのアワードでは、応募を見ても受賞を見ても、コンビニやドラッグストア、百貨店などで売られている、一般消費財に類するものが多い。「aibo」のような耐久消費財のパッケージデザインが評価されるのは、それだけでめずらしいことだ。
ソニーが、ロボット犬「AIBO」(当時は大文字で表記した)を発売したのは1999年のことだった。2006年に生産を終えたが、以降も「AIBO」をかわいがる"飼い主"は少なくなかった。
小文字の「aibo」として復活したのは2017年。進化した意匠とAI(人工知能)を備え、より愛くるしい表情と、飼い主との関係性を学んでいく姿は、まさに心癒されるペットそのものだ …
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