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販促会議 企画コンペティション

第10回販促コンペ、一次審査員による講評(1)

ここでは、一次審査員による応募企画全体の講評を紹介します。

講評

一次審査員

    【審査員】
    オリコム
    企画制作本部ソリューションプランニング局
    プロモーションプランニング部
    井口 富義氏

    受賞された皆さま、おめでとうございます。エントリーされた全ての皆さま、おつかれさまでした。一次審査において多くの作品を拝見した感想です。もしも自分と似た着眼点を持つコンペティターがいるとしたら、いかにして企画に自分の思いを乗せ、その思いを実証するための根拠を提示し、選ばれるプランをつくりあげることができるか、それが大切であると実感し、私自身とても勉強になりました。ありがとうございました。

    クライアントが企画に寄せる期待は大きいものがあると思います。だからこそ、その期待を超えるチャレンジを今後もお願いします。

    【審査員】
    博報堂
    マーケティングシステムコンサルティング局
    エグゼキューションデザイン部
    インタラクティブディレクター
    石毛 正義氏

    「人に動いてもらえる」新たな価値が提供できているか"ロジック"と"アイデアの飛距離"そして「実現性」のある企画かどうか、今年も審査させていただきました。毎年思うのですが、着想は良いのに思いつきに留まっている応募作品はもったいないな、と。企画に対する情熱も大事ですね。

    逆に今までみたことのある手口でも何周も経てたどり着いたと思われる企画は、人の欲求が起こる瞬間を捉え、感情を動かすような仕掛けや継続的な関係をつくる仕組みがシンプルに表現されていたと思います。受賞された皆さん、おめでとうございます!

    【審査員】
    博報堂
    第3クリエイティブ局
    アクティベーションプランニング部 部長
    シニアアクティベーションディレクター
    大久保 重伸氏

    この販促コンペのユニークな点は、実際の企業が抱えているリアルな課題を元にしたアイデアコンペであることです。なので、「このアイデアが本当に世の中に出たら、実際に効果があるのか(動くか)?」というリアリティを意識することも大事です。今回応募作品を見ていると、「目の付け所はいいけど、人を動かす作用が弱い」「実現はできそうだけど、より多くの人に効果はある?」という、あと一歩な応募作もありました。惜しい!

    その一方、企画として魅力的だったものは、短い企画書の中で「なるほど!な発見」「シンプルなコンセプト」「効果も想像しやすい具体的なアウトプット」ができているものでした。なお、経験値の高い人のほうがいい企画を出せるわけではなく、普段から世の中の動きや現象に関心を持っていて、人を動かす心理に目を向けていれば、いいアイデアは生まれてきます。ぜひ、今後とも頑張ってください。

    【審査員】
    ADKアーツ
    アクティベーションビジネス本部
    シニアマネジャー
    小野 泰正氏

    今年も楽しく審査させていただきました。たくさんのご応募ありがとうございます!他の審査員の方も言っていますが、審査をしていて印象に残る企画は、やはりアイデアが力強くてシンプルで、一言で説明できるもの。これに尽きると思います。口では簡単に言えますが、それを産み出すのが一番難しいんですよね…。ただ、実践においても、必ず重要なポイントになってくるところです。私も日々それを意識しながら、皆さんと共に成長して広告・販促業界を盛り上げていきたいなと思いました。エントリーされた皆さん、おつかれさまでした!

    【審査員】
    電通
    第1統合ソリューション局
    アドバンスドプロモーション1部
    コミュニケーション・プランナー
    來住 貴宏氏

    ついに第10回を迎えた販促コンペ、回を重ねるごとにどんどんレベルが上がってきている感覚があります。それとともに、今回はより企画が横並びに感じることが多かったなという印象です。そのような中でも、少しだけ内容が具体的になっている、少しだけチャーミングなタイトルになっているなど、一歩踏みこんだ奥行きのある企画が光って見えました。「想像させる企画」…とでも言うのでしょうか。よりアウトプットをイメージできる、よりターゲットや世の中の反応が見える企画が強いのだと改めて思いました。

    課題解決のために自由発想で挑む販促コンペ、今回もとても刺激的な審査となりました。皆さま、素晴らしいアイデアをありがとうございました。

    【審査員】
    グレイワールドワイド アソシエイト
    クリエイティブディレクター
    小髙龍磨氏

    応募総数が過去最多という中で、受賞された方々は本当におめでとうございます!今年3回目の審査となりましたが、やっぱり似たような企画が多いなぁと。そして、アイデアのポイントがわかりづらいのがもったいないなぁと。もちろん実現性というのも大事ですが、せっかくのコンペ形式なので攻めたアイデアをもっと見てみたいと感じました。

    とはいえ、これは!と思うアイデアはシンプルで太く、そして切り口が鋭い。今年は残念ながら受賞を逃してしまった方たちも、来年は審査員の方達にグサっと刺さるアイデアで勝負してみてください!応募された方々おつかれさまでした。

    【審査員】
    博報堂アイ・スタジオ
    インタラクティブデザイナー
    笹垣 洋介氏

    自分が見た中ではアイデア被りが多くありました。特に課題設定でオリエンで出てきたものとほぼ同じものを置いている企画はそこからジャンプすることが難しく、結果どれも同じような所に着地してしまいます。オリエンには明確に出て来ずとも、クライアントが気づいていない説得力のある課題を設定できた企画や、抽象的で掴みどころのない課題をうまく言語化した企画はその時点で発見があり、解決も鮮やかなものが多くありました。そういう傾向からか、元々の課題が難しいもののほうが良い企画が多かったように思います。

    【審査員】
    読売広告社
    統合ソリューション局
    第2ソリューションルーム
    ルーム長/クリエイティブディレクター
    杉山 学氏

    人の数の分アイデアあり、アイデアの切り口が一緒であってもアウトプットが異なり実にさまざまな企画が集まりました。応募された皆さまありがとうございました。審査をする上で大事にしたのは、企画コンペティションなので「ワクワクする企画かどうか」。それは単に企画が面白いかどうかということではなく、消費者のリアクションをどれだけ起こせそうか、という企画の期待値の高さです。

    リアクションとは購入であったり、ソーシャルメディアなどのメディアでの話題化だったり、世の中への影響であったり。そんな企画と出会った時、ワクワクしながらその素敵なストーリーを楽しんでいる私がいました。受賞されたみなさま、まことにおめでとうございます。

    【審査員】
    大広
    アクティベーションデザイン統括ユニット
    東京プロデュース局 第2グループ/部長
    シニアクリエイティブディレクター
    染野 智氏

    とっても自由な発想で、予想もしない角度から飛んでくるたくさんの企画を審査してみて、あらためてその人なりの『たくらみ』がみえる企画は面白いなあと思いました。俺のアイデアは、ここをみてくれ!と、その人なりの『たくらみ』が溢れ出てる企画は、数百を超える企画を審査し終わった後でも強烈に印象に残りました。

    頭良さそうに見せなきゃ…とか余計な事を考えてこねくり回さずに企画タイトルでも、ビジュアル的にでも、言い方でもなんでもいいから、アイデアは『たくらみ』をもって大きく振りかぶってまっすぐに投げる。改めて自分自身にも言い聞かせる良い機会になりました。

    【審査員】
    電通ダイレクトマーケティング
    ダイレクトソリューション局
    シニアマーケティングコンサルタント
    高丹 佑寿氏

    多くの競合商品がひしめく市場で、まずはその商品を選んでもらうこと、さらには選び続けてもらうことは、マーケティングに携わる方々が日々直面する課題かと思います。そんな現実に即した課題に挑戦するアイデアは、どれも実現可能性が考慮されたものばかりでした。販促コンペでの企画が実際の企業プロモーションに採用される事例も増え、よりリアルな企画アイデアを競う場になっているのだと感じました。

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