第10回を迎えたことしの「販促会議企画コンペティション(販促コンペ)」には過去最多となる4088本の企画が集まった。厳しい審査の中、賞を獲得できたのはわずか40本(重複受賞は1本とカウント)。本号はグランプリほか、栄えある受賞企画や受賞者の喜びの声、審査員コメントなどを紹介するとともに、受賞者を称える贈賞式、入賞企画を決める最終審査会のもようを徹底リポートする。
【石田 琢二賞】
企画名「キティをピューロにつれてって」
受賞者コメント
共感性の高いアイテム「ぬいぐるみ」を鍵に、企画を考えさせていただきました。こうして誌面で紹介いただけること、大変嬉しいです。ファイナリストまで残してくださった協賛企業さま、審査員のみなさま、そして審査員賞に選んでくださった石田さまに厚く御礼申し上げます。(溝端)
課題 13
サンリオエンターテイメント
審査員コメント
石田 琢二氏
誰の家にもサンリオキャラのぬいぐるみの1つや2つはあるはず!でも、ぬいぐるみってなかなか処分できないもの。そんなターゲットのインサイトに目を付けたのがこの企画。まさにサンリオ版「お焚き上げ」です。でも、燃やされるのではなく、パレードに参加させることで成仏(?)できるという企画。なかなか良いです!
【奥谷 孝司賞】
企画名「サンリオパジャマパーティー」
受賞者コメント
この度は、素晴らしい賞をいただき大変嬉しく思っております。メインターゲットが20歳代~30歳代女性ということで、ターゲットである自分たちが実際に行ってみたいと思える企画をめざし、昨今のおしゃれパジャマブームをふまえ、パジャマパーティーにたどりつきました。審査員個人賞として企画を選んでくださった奥谷孝司さま、また審査員の皆さま、販促コンペ事務局のみなさま、この度は誠にありがとうございました。(一同)
課題 13
サンリオエンターテイメント
審査員コメント
奥谷 孝司氏
子どもだけでなく、大人のキティちゃんファンも喜ぶ企画。夜のサンリオピューロランドを探検したり、キャラクターとともに眠ったり、まさに「夢」のある企画。参加者の喜ぶ顔が思い浮かびます。難しいかもしれませんが、ぜひ実現してもらいたい。
【吉柳 さおり賞】
企画名「みどりのくすりばこ」
受賞者コメント
審査員特別賞に選出いただき、ありがとうございます。考える楽しさ、カタチにする辛さ、報われる嬉しさ、届かない悔しさ。色々と味わえる素敵な機会になりました。今回の授賞を少しばかりの自信として、「人が動くコミュニケーション」という課題に、これからも挑んでいきたいと思います …