「第10回 販促会議 企画コンペティション(販促コンペ)」の贈賞式がこのほど、東京都内で開かれ、グランプリを含む各賞の受賞作品が発表された。ここでは、式後の懇親会も含め、当日の様子をレポートする。
【開催概要】
ついに4088点の頂点を発表
応募開始から贈賞式まで、約5カ月間に及んだ販促アイデアの戦い「販促コンペ」の結果が、ついに発表される贈賞式。応募総数4088点のなかから厳しい戦いを勝ち抜いた、グランプリ、ゴールド、シルバーを含む入賞作品と協賛企業賞、審査員個人賞の受賞者および企画が紹介される。開始時刻が迫ると、受賞者や協賛企業の代表者が続々と会場に到着。会場エントランスでは過去の受賞企画を紹介するパネルが来場者を迎えた。
贈賞式が開かれる会場は「販促コンペ」の公式ビジュアルと同様、赤と青にライトアップ。最終審査員が会場に入り、いよいよ開式となった。
続いて、一次審査から最終審査まで、一連の審査の手順を振り返ったうえで、受賞作品の発表に入る。
【協賛企業賞】
過去最多、29企画をそれぞれ発表
まず発表されたのは、協賛企業賞。過去最多となる29社の協賛企業が、1本ずつ企画を選んだ。カルビーの野堀和哉氏は協賛企業を代表し、「子どものスナック菓子の購入率の低下を解決する、消費者に近い若い方々の、斬新かつ勢いのあるアイデアを期待し、参加に至った。結果として、希望にかなったアイデアが見つかり、大変満足している」とあいさつ。販促コンペを通じた若いクリエイターとの出会いも「財産」だとし、「今後も何かを一緒に生み出していきたい」とコメントした。
【シルバー】
「リアルに売れる」企画に高評価
シルバーの発表は最終審査員の桜田圭子氏により行われた。受賞したのはアスカネットの課題に向けた企画「断捨離アルバム」、コニカミノルタプラネタリウム「泣き星日和」、池田模範堂「家族や友達と分け合う『ムヒる?』を常識に。」、ローランド「ローランド・ホームステイ」の4本だ …