店内への導線から考えるPOPの生かし方
POPを通じて消費者を動かすためには、当然ながら、そもそも商品が陳列されている棚まで消費者に足を運んでもらう必要がある。入店後、結果的に商品を手に取るような導線をつくるためには、どのような設計が求められるのか。その導線においてPOPはどう生かせるのか。
購買が発生する、まさにその一瞬、商品に振り向かせたり、消費者の気持ちを高めたり、商品を買うかどうか、必要な情報を提供したり...うまくアプローチできるかどうかで、売り上げは大きく左右されるもの。そこで強い味方となるのがPOP。さまざまな活用方法を紹介します。
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・もっと購入に結びつくPOP 使い方と作り方
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「店内スマホ使い放題」をうたい、店頭・アプリ・Eコマースサイトの連携で購買を後押ししているヨドバシカメラ。実際にどのように機能しているのか。ヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺の副店長である倉持俊太郎氏に聞いた。
2017年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補にもノミネートされ、若者の間で頻発に使われる"インスタ映え"。写真共有サービスの名称をもじった、見栄えのする投稿を指す言葉だ。こうしたソーシャルメディアの発想を、POPに生かすことはできないか。"自撮り女子"を自称するりょかち氏に、若者目線からPOPの意義について語ってもらった。
「遊べる本屋」を掲げるヴィレッジヴァンガードでは、書籍や雑貨、CD・DVD類をあえて雑多に陳列し、販売している。個性的な店内のあちこちに並ぶ黄色いPOPはどれもエッジが効いていて、伝説的なヒットエピソードもあるという。ユニークなPOP作りに定評のある下北沢店の長谷川朗次長に、その発想法を聞いた。