4月24日、日本花き振興協議会は、「MAY is MOTHER’s MONTH 今年の5月は『母の月』」キャンペーンを開始。5月10日だけでなく、5月の1カ月間を通じて、お母さんに感謝の気持ちを伝えようと呼びかけた。
どんな気持ちになれば行動するか
花きの生産、流通、小売の関係団体で構成される「日本花き振興協議会」。お花をプレゼントする人が多い母の日は、同協会にとっても一大イベント。しかし、今年は配送業者の多忙や、外出自粛で例年通りとはいかない。そこで、5月の1カ月間を「母の月」とし、母親への感謝の気持ちを1カ月に渡って伝える期間にすることを、農林水産省とともに発信した。
このメッセージをより多くの人に届けるためにキャンペーンを設計したのが、電通 アートディレクター 井本善之さん。4月23日にオリエンテーションを受け、5月1日には、読売新聞朝刊に15段の新聞広告を掲出、特設Webサイトを公開した。「『見た人がどんな気持ちになるか』『どんな気持ちになれば行動してくれるか』を大切にしています。コロナ禍は、お母さんにとっても大変な時期。会いたくても気軽に会えない時期だからこそ、積もるお母さんへの思いもあるはず。自分の思いにぴったりな花言葉の花を通して、普段素直に言葉にできない思いを伝えてほしい、と企画しました」と話す。
キャッチフレーズは、「会って伝えられない今だから。花で言葉を伝えてみよう。」。Webサイトでは...