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ご当地CMのパロディ化で 東京2020を地方から盛り上げる

日清食品ホールディングス 「2020年!地元から沸かせ!#地元CMフェス」

いよいよオリンピックが開催される2020年。年始のお祝いムードの中、Twitterで話題になったのは日清食品のご当地CMパロディシリーズ。自分の故郷の動画を探してしまった人もいるのではないだろうか。

「2020年!地元から沸かせ!#地元CMフェス」特設Webサイト

日本中が話題にできるコンテンツを

日清食品が2020年1月1日から放映したテレビCM「2020年!地元から沸かせ!#地元CMフェス」。日本の32都道府県・地域の地域限定CMをパロディ化したもので、全国同時オンエアしたほか、Web上では32本全てを公開した。

電通 CMプランナー/コピーライターの田端都望さんは「ついにオリンピックが開催される今年、東京だけでなく北海道や沖縄、そして日本全国は、本当に盛り上がっているのか?」という疑問が企画の出発点だと話す。「アスリートに挑戦や未来について語ってもらうだけではなく、東京と地方の温度差をなくし、日本中の方が話題にできるコンテンツを目指しました」。

そこで、自身も地方出身だという田端さんは「故郷の友人を笑わせたい」と考えた。「ご当地CMは郷土愛をくすぐるその土地ならではのコンテンツ。一方、日清食品さんは、世界で活躍するアスリートと契約を結んでいる。この2つのギャップを活かすことで、日本中を驚かすことができるのではないかと考えました」。

ご当地CMの選定の際は、地元で長く愛されている、もしくは愛されていたCMであること、また映像的にコラボしやすいことが条件となった。各地の出身者や地元の知り合いを辿って有名ご当地CMを調べ、Web調査で認知度を確認しながら選定した結果、32本のCMとコラボする運びとなった …

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