「目を奪われるドラマです。」番組提供と連動で目の謎を解く広告
ロート製薬は1月、連続ドラマ『院内警察』(フジテレビ系列)の番組提供に合わせて、ドラマとコラボレーションし謎解きの要素を盛り込んだ交通広告を展開した。一見するとドラマの番宣広告のようだが、広告主はあくまでロート製薬。「目」やアイケアの重要性にちなんだクリエイティブが展開された。
PICK UP
吉田羊さんと鈴木梨央さんが出演するポカリスエットのテレビCMシリーズ「ポカリ、のまなきゃ。」。
そのスピンオフ的に昨年度から実施されているのが「ポカリ、おくってあげなきゃ。」コミュニケーションだ。
現在第12弾まで続く「ポカリ、のまなきゃ。」シリーズのスピンオフ的立ち位置として、大塚製薬が実施する冬季のコミュニケーションが、「ポカリ、おくってあげなきゃ。」だ。今回で2回目となり、特設WebサイトでWeb動画2本を公開したほか、体験型イベントなどを実施している。
クリエイティブディレクターを務めたのは昨年度に続き博報堂のMDビジネスプロデューサー井崎洋志さん。井崎さんは「吉田さんと鈴木さんが繰り広げる世界観を、もう一歩生活者の方々に歩み寄る形で展開しているのが『おくってあげなきゃ。』シリーズです」と説明する。「大塚製薬さんが以前実施されたアンケート調査によると、風邪を引いた時に母親が枕元に置いておいてくれた、などポカリスエットにまつわる“原体験”の記憶を持っている方が非常に多かったんです。それも、小学4年生のころ、など詳細まで覚えている方が多くいました」(井崎さん) …