都内の各駅にポスターを掲出した「偏愛東京プロジェクト」とは
エヌケービーとレッツエンジョイ東京は1月24日、企画立案から2年以上の時を経て、「偏愛東京プロジェクト」を始動した。世界に誇る都市としての東京の魅力を広く深く発信することを目指し、実名による投稿プラットフォーム「偏愛東京」を開設している。
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エンターテイメントに特化したテクノロジーを駆使し、街をアップデートしていく「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」。その活動の一環として、この度ローンチされたのが「UNLIMITED REALITY」だ。
キービジュアル。
「UNLIMITED REALITY-渋谷複合現実化ミッション」360°VR動画。
「渋谷は、最先端技術やIPを活用したあらゆるエンターテインメントが生まれる創造文化都市を目指しています。KDDIの5G技術を活かし、Netflixで4月から配信されたアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』とコラボした企画が『UNLIMITED REALITY』です。5GとXR(VR、AR、MRなどの総称)などの技術を掛け合わせた新しい体験をつくることが目標。
タイトルには、バーチャルとリアルが融合した制限のない現実がこれからのエンターテインメントになるという思いを込めました」と話すのは、ジオメトリー・オグルヴィ・ジャパン クリエイティブディレクター 有川泰志さん。攻殻機動隊の世界観を楽しみながら、5GやXRといった最新技術について知ることができる。
「渋谷複合現実化ミッション」は、何者かにハッキングされた渋谷の街で、自分自身が主人公となって、攻殻機動隊のキャラクターと共にハッカーと戦うオリジナルコンテンツ。当初は、東急プラザ渋谷体験型XRコンテンツでの提供を予定していたが、急遽自宅で体験できる360°VR動画に変更した。
ジオメトリー・オグルヴィ・ジャパンコピーライター 宮原渉さんは、「攻殻機動隊は、SFの世界が舞台です。物語の中では、現実世界にネットワークの情報を重ね合わせて表示することも当たり前。今回は、その世界観を5G時代のテクノロジーである現実世界をベースにしたMRやAR(拡張現実)と、完全バーチャルのVR(仮想現実)で、再現しました」と話す。
デジタル施策はもちろんだが、プレゼントとして用意したポスターにもこだわりがある...