エンターテイメントに特化したテクノロジーを駆使し、街をアップデートしていく「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」。その活動の一環として、この度ローンチされたのが「UNLIMITED REALITY」だ。
バーチャルとリアルが融合した新しいエンターテインメント
「渋谷は、最先端技術やIPを活用したあらゆるエンターテインメントが生まれる創造文化都市を目指しています。KDDIの5G技術を活かし、Netflixで4月から配信されたアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』とコラボした企画が『UNLIMITED REALITY』です。5GとXR(VR、AR、MRなどの総称)などの技術を掛け合わせた新しい体験をつくることが目標。
タイトルには、バーチャルとリアルが融合した制限のない現実がこれからのエンターテインメントになるという思いを込めました」と話すのは、ジオメトリー・オグルヴィ・ジャパン クリエイティブディレクター 有川泰志さん。攻殻機動隊の世界観を楽しみながら、5GやXRといった最新技術について知ることができる。
「渋谷複合現実化ミッション」は、何者かにハッキングされた渋谷の街で、自分自身が主人公となって、攻殻機動隊のキャラクターと共にハッカーと戦うオリジナルコンテンツ。当初は、東急プラザ渋谷体験型XRコンテンツでの提供を予定していたが、急遽自宅で体験できる360°VR動画に変更した。
ジオメトリー・オグルヴィ・ジャパンコピーライター 宮原渉さんは、「攻殻機動隊は、SFの世界が舞台です。物語の中では、現実世界にネットワークの情報を重ね合わせて表示することも当たり前。今回は、その世界観を5G時代のテクノロジーである現実世界をベースにしたMRやAR(拡張現実)と、完全バーチャルのVR(仮想現実)で、再現しました」と話す。
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