アシックスジャパン(以下、アシックス)が新たなブランドキャンペーン「RUN for X(ラン・フォー・エックス)」をスタートした。出演者は、Taka(ONE OK ROCK)さん、リーチマイケル選手、渡辺直美さん、桐生祥秀選手、山本篤選手、前田穂南選手。6人のRUNを通して、“X=追い求めるもの”のために走るすべての人を応援する。
伝えるべきことはアシックスの哲学
心臓の鼓動、息遣い、木から水が落ちる音、小鳥のさえずり──。走るときに感じる、アタマもコロロもまっさらになるような感覚。人は何のために走るのか、そんなことを問いかけるアシックスのCMが公開された。根底にはアシックスの哲学があると、企画を担当した椿遊さんは話す。「アシックスの社名は、『“Anima Sana in Corpore Sano”(もし神に祈るならば、健全な身体に健全な精神があれかしと祈るべきだ)』の頭文字に由来します。脳みそ中心の今の社会に対して、もう一度、カラダの持つ可能性を信じてみる。とアシックスが宣言することに意味があると考えました」。
そこで、テーマに掲げたのが“RUN”だ。走ることはカラダ全部を使い、心も整える。「“RUN”はランナーだけのものではありません。常にオンラインにつながっている現代社会で、誰しもが走ることでオフラインになれる。よりよく生きるための最善の行為が“RUN”なのではないかと」。
新CMには、スポーツ、音楽、エンターテインメントを代表する6人が出演。「スポーツのための“RUN”だけではなく、勇気や優しさ、想像力や感受性といった人間にとって大切なものを獲得するための“RUN”。なのでアスリート以外の方たちにも出演していただきました」。
自分の“X”を見つけ走り出してほしい
今回のCMは、6人の出演者が走るというシンプルな企画。だからこそ...