かつてない新たな試みによる奥山由之の作品展
奥山由之写真展:白い光
写真家・映像作家として活動する奥山由之。展覧会「白い光」が、3月7日から東京・品川のキヤノンギャラリーSで始まる。
これまで多くの写真集出版や展覧会での作品発表を行ってきた奥山だが、本展では独自の感性で捉えた作品を、かつてない新たな試みによって展示。「写真を見る」という行為について再認識できる空間が構成される。
「白い光」というテーマについて、奥山は次のようなステートメントを寄せている。
「(略)未だ視覚や知覚は、"視ること"と"見ること"の境界を認識出来ているだろうか。詩的に言えば、視えることで見えなくなったものがあるのではないか。果たして、写真はいま、認識の対象にあるのか。目を凝らし、光を照らす。その光の先には、何がある」。

「白い光」より
奥山由之写真展:白い光 | |
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3月7日~4月15日 キヤノンギャラリーS 10時~17時30分 休館:日曜日・祝日 ◆お問い合わせ→03-6719-9021 キヤノンギャラリーS |
地球僻地探検家・浅葉克己が世界中から集めたユーモア
ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR
3月15日から21_21 DESIGN SIGHTで「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」が始まる。本展ディレクターを務めるのは、アートディレクター 浅葉克己だ。
本展では地球僻地探検家を名乗る浅葉が国内外から集め、その活動のインスピレーションの元となっている資料やファウンド・オブジェ、そして浅葉がそのセンスにおいてユーモアのシンパシーを感じているデザイナーやアーティストの作品を一堂に集める。浅葉にとって、「ユーモアとは、コミュニケーションにおける本質」だという。多様な作品を見ることで、ユーモアとは何であるかを考える機会となるだろう。

展覧会メインビジュアル

日比野克彦「種は船 Y150丸」2008年(左)、「種は船 横トリ丸」2008年(右)

クリヨウジ(久里洋二)「LOVE」1963年
「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」 | |
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3月15日~6月30日 21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2 10時~19時(入場は18時30分まで) 休館:火曜日(4月30日は開館) 入館料:一般 1100円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料 ◆お問い合わせ→03-3475-2121(21_21 DESIGN SIGHT) |
レスリー・キーが撮る「本好き」をテーマにした作品
レスリー・キー写真展:Bookish
幅広い分野で世界的に活躍する写真家、レスリー・キーとアートディレクター 井上嗣也がタッグを組んだ写真展「Bookish」が、ライカギャラリー東京およびライカプロフェッショナルストア東京、ライカGINZA SIXにて同時開催中だ。
「Bookish」とは、「本好き」を意味する言葉。本と人との愛しい関係をレスリーがライカのミラーレスカメラで切り撮っている …