大阪MADEなクリエイティブ賞 グランプリはハウス食品「カモン!カレー」動画に
HaHaHa Osaka Creativity Awards
固定観念にとらわれない賞を、大阪から、世界に発信したい。そんな思いから、大阪広告協会は、16年続いた「MADE IN OSAKA CM AWARDS」をリニューアル。「HaHaHa Osaka Creativity Awards」として、新たなスタートを切った。
本賞では最終審査員長を脳科学者、作家などマルチに活躍する茂木健一郎さんが務め、Ha賞(ハッとした)、HaHa賞(ハハーと唸った)、HaHaHa賞(ハハハと笑った)を設けた。放送、音楽、映画などジャンルは問わず、すべての作品に「世の中のどんな課題を解決しようとしたのか」「この作品がなぜ大阪MADEといえるのか」の2点が審査基準となっている。
今年1月17日、第1回目となるHaHaHa Osaka Creativity Awardsの最終審査会が、大阪のライブハウス・味園ユニバースで開催された。審査委員長の茂木さんをはじめ、吉本新喜劇座長・酒井藍さん、東北新社取締役・中島信也さん、讀賣テレビプロデューサー・西田二郎さん、作家・ブロガー・はあちゅうさんら各審査員が、一次審査を通過したファイナリストを前に採点。臨場感と緊張感のなか、審査員のトークと会場の雰囲気も相まって終始、華やいだ空気に包まれていた(写真下)。


HaHaHaグランプリに選ばれたのは、ハウス食品グループ本社企業広告 Web動画「カモン、カレー!カレーのない、世界なんて。」。突然やってきたカレーがない世界、お皿にのったごはんだけを目の前にしてうなだれる人たち。普段当たり前にあるカレーがなくなった世界とカレーがある世界を対照的に描いている。
「Ha賞」には、企画・脚本・演出・出演を電通関西支社のCMクリエイターたちが担当した毎日放送のラジオ番組「茶屋町ストーリーバー」、「HaHa賞」にはベボガ「4文字メロディー」の37社のスポンサー入りMVが、「HaHaHa賞」には江崎グリコのグリコ アーモンドピークの動画「マイクロズボラ」を選出。計6作品が、初となるHaHaHa Osaka Creativity Awardsの受賞作品となった。

HaHaHaグランプリ
ハウス食品グループ本社/ハウス食品グループ本社企業広告 WEB動画「カモン、カレー!カレーのない、世界なんて。」(動画/1分48秒)
◯企画制作/博報堂+博報堂プロダクツ

Ha賞
毎日放送/茶屋町ストーリーバー(ラジオ番組/59分)
◯企画制作/電通 関西支社+MBS

HaHa賞
Masterd Record ※他スポンサー37社/ベボガ!「4文字メロディー」/アイドルのMVを広告枠に!?ベボガ!「4文字メロディー」37社の広告入りMV
◯企画制作/電通 関西支社+電通+高映企画 …