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宣伝担当者が知っておきたいクリエイティブの基本

社長も巻き込む社内プレゼン 大切なのは「納得」と「すり合わせ」

嶋田真亜子氏(有楽製菓)

企画を「通す」というより「一緒につくる」イメージで

当社の企画決定までのプロセスとしては、基本的にはマーケティング部でアイデアを考え、それを社長に提案し、承認をもらったら決定する、という流れです。年に数回、広告会社に依頼せず社内で企画をつくり上げることもあるため、社内でプレゼンをする機会も多くあります。

今回は2023年の5月28日から実施していた、「ブラックサンダー」の「35円でできること」の企画の社内プレゼンの流れを例に、私がプレゼンに際して気を付けていることを説明していきます。

本企画は「ブラックサンダー」1個分の価格と同じ“35円”でできることをショート動画にし、公式SNSで毎日1本ずつ投稿していくというもの。「ブラックサンダー」は毎年、2月のバレンタインと9月6日の「ブラックサンダーの日」付近の2回、大きいプロモーションを実施しています。両者のプロモーションの間は半年くらい期間が空いてしまうので、その間にも「ブラックサンダー」のことを思い起こしてもらいたいとの考えで、今回の企画を提案しました。

このように状況を整理し課題を設定したあと、考案したアイデアは、マーケティング部のチームメンバーにも相談をして企画の大枠を固めています。

固まったら、いよいよ社長にプレゼンです。社長に提案する際に、企画内容を端的にまとめておくことも大事なのですが、何より「なぜその企画を考案するに至ったのか」という理由や前提の部分までを資料に入れ込むようにしています。そのため資料は増えてしまう傾向にあるのですが(笑)。

今回であれば、「“35円”という価格に対してお客さまはどう思っているのか?」を前提として説明し、「だからSNSでこういう風に消費者を獲得していきたい」と企画をプレゼンしていきました。もちろん図なども用いるので、プレゼン資料は必然的に厚めになっていきます。

当社では商品企画やプロモーションなど...

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