「旅は好奇心を刺激してくれる」 本質をストレートに訴求するCM
台湾観光局は、好奇心が動き出す魅力あふれる新しい台湾の観光誘致プロモーションとして、俳優の川口春奈さんを新イメージキャラクターに起用し、「さあ、好奇心の旅へ。ビビビビ!台湾」のキャッチコピーで新テレビCMシリーズを6月23日より公開。CMは、15秒の「ビビビビ!台湾総集篇」「贅沢フルコース篇」「アートな散歩道篇」「爽快サイクリング篇」「絶景岩登り篇」、30秒の「総集篇」「贅沢フルコース+アートな散歩道篇」「爽快サイクリング+絶景岩登り篇」の全8篇を展開した。
コロナ禍による行動制限が緩和され、需要が落ち込んでいた旅行業界は回復基調にある。海外渡航に必要な検査もほとんどの国や地域で不要となり、旅行者の負担も軽くなった。しかし台湾は、緩和後も日本人観光客数に伸び悩み、コロナ前の需要回復までには至っていない。
そこで台湾観光局では、海外旅行の本質的な価値である「好奇心をくすぐる旅ができる」というコンセプトに、プロモーションを企画。台湾の知られざるスポットや、意外なアクティビティ、グルメなど、久しく海外旅行に行っていない人をメインターゲットに、旅行気分の喚起を狙った。
「コロナが落ち着いてきたとはいえ、円安もあり、海外旅行はまだしばらくおあずけ⋯⋯という方も多く見受けられます。そのため、このCMでは、とにかく無条件に楽しい!久しぶりにこういう旅がしたい!と直感で感じてもらえるような表現を目指しました」と話すのはプロモーションの企画制作を担当した電通zeroの有元沙矢香氏。
CMに出演した川口さんは、台湾でも人気となった日本ドラマ『si...