さまざまな変化を受け入れた 環境づくりやコミュニケーション
全国的な梅雨明けを前に、突然の暴風、豪雨、雷、雹、竜巻などが発生し突如として猛威を振るう時がある。怖い思いをしたり被災された方もおられる中、徐々に明日は我が身と差し迫る思いも出てきてしまう。
ウクライナの侵攻も500日を迎え、ロシア国内の反乱などもあり状況は荒れている。一方、東京では来日客も含めて大勢の人が街中に出るようになり、賑やかな日常を取り戻し始めている。厳しさと緩やかな日常との間で、世界がさまざまな変化を受け入れ、環境づくりやコミュニケーションを行うことで、世界の平和や発展に向けて踏み出せる日が来るのを願うばかりだ。
AWA2023で得た 多くのファインディングスと熱量
AWA※2023が6月に開催された。出版社や雑誌関連の方も多く参加され賑やかなイベントとなった。セッションも多く開催され、いずれも賑やかで有意義なイベントウィークであったと思う。
※ Advertising Week Asia 2023
その中で、私が関心を寄せたのは①広告への「アテンション」と「受容性」、②生成AIによるグラフィック、③ジェネレーションマーケティングといったテーマだ。広告の「アテンション」と「受容性」については今後も議論や業界内での啓蒙を進めていくべき重要なテーマだ。運用型を中心としたインターネット広告の優れている点は「ターゲットリーチやビュアブルなインプレッションを、コンバージョンやクリックをゴールとしてコントロールできるところ」にある。
しかしながら、広告という投資を行う企業とその投資された広告を強制的に受け止めさせられる消費者とでは立場が異なる。消費...
あと60%