第59回宣伝会議賞の協賛企業から、作品制作にあたってのアドバイスをいただきました。各協賛企業の担当者の方からのヒントとして、下記4項目からなる各課題のポイントを掲載します。
課題のポイント
1⃣今回、募集する作品に期待すること
2⃣市場・ターゲットの動向や特徴
3⃣課題商品・サービスの訴求したいポイント
4⃣制作にあたっての注意事項
課題19 凸版印刷
「TOPPANは何の会社か?」をひと言で表すアイデア
広報本部 宣伝部 部長 佐藤圭一氏

1⃣凸版印刷は、その社名から「紙に印刷している会社」というイメージが強いかもしれません。しかし実際は非常に幅広い領域で事業を展開しています。印刷だけでなく、地球規模で様々な社会課題を解決する当社の真の姿を、一言で誰にでもわかるように伝えられる表現を期待しています。
2⃣ある調査では、社名認知度は高いものの、事業内容まで理解している人はビジネスパーソンで3割、一般個人で2割ほど。また世間では「印刷業=紙に印刷している会社」というイメージがとても強く、本来の姿とギャップがあります。
3⃣現在、私たちは「健康・ライフサイエンス」「教育・文化交流」「都市空間・モビリティ」「エネルギー・食料資源」の4つを成長領域として設定し、重点的に取り組んでいます。また、“Digital&Sustainable Transformation”をキーコンセプトにDXやSXに関する事業に力を入れています。
4⃣特にありません。
課題20 ナミックス
世界の未来創造に貢献するナミックスで、誇りをもって働けるアイデア
経営企画室 グループマネージャー 末武博樹氏

1⃣当社は地方都市・新潟における電子部品材料メーカーです。製品は普段あまり目に触れることはありませんが、私たちの技術力が世界のエレクトロニクス分野に貢献しています。グローバル企業の一員として、市場や社会から信頼され、社員が幸せを感じながら働くことが総合力となり成長していける、そんな会社を目指しています。
2⃣市場や事業拡大と共に、私たちの働く環境や個人の価値観も大きく変化して来ています。当社においても役割分担の細分化により、働くことへの価値が見出しづらくなってきていることは否めません。
3⃣これを機に、改めて未来創造企業としての企業理念を共有し、当社で働くことに誇りを持てる、そんな社員へのエールになればと考えます。
4⃣私たちが気づけていない新たな発見を見出していただき、夢と誇りをもって働くことができるようなアイデアをお待ちしています。なお、来年以降も活用したいので自由な発想でユニークなキャッチフレーズをお願いします。