スポーツが世の中にもたらす 前向きな可能性を伝えたい
アディダス ジャパンは8月20日、スポーツが世界にもたらす可能性を伝えるブランドフィルム「SEE SPORT RISE/信じよう、スポーツの可能性を。」を全世界で同時公開した。
同フィルムは「Through sport,we have the power to change lives(スポーツを通して、私たちには世界を変える力がある)」という企業理念に基づき、制作されたもの。柔道日本代表で、東京オリンピック金メダリストの阿部詩選手や阿部一二三選手をはじめ、スポーツクライミングの野中生萌選手、スケートボードの西矢椛選手ら、東京2020オリンピックで世界を盛り上げたアスリート総勢34名が出演し、スポーツにおける希望を歌い上げる姿が描かれている。
同社ではこれまでにも、「Impossible Is Nothing(『不可能』なんて、ありえない。)」をテーマに、動画を発信してきた。あらゆる人々、そして地球と共により良い未来をつくっていこう、という前向きな可能性に目を向けることを軸にしたブランドの姿勢を発信している。
アディダス ジャパン Global Project Events Tokyoの七田佳代氏は、「この夏のアスリートの活躍に胸を躍らせたスポーツファンに、熱量が最も高まった8月中旬というモーメントを狙って、アディダスから前向きなメッセージを届けたいという想いがありました」と話す。
このような同社の想いもあり、同フィルムには、東京2020オリンピック直後にもかかわらず、さまざまな競技からアスリートが出演している。世界中のさまざまな競技のアスリートをサポートしているアディダスだからこそ、できることをしたかったのだという。
とはいえ、大きな試合の直後ということもあり、これだけ多くの選手の日程を調整することには苦労したと七田氏。
「国籍や競技は違えど、スポーツの持つ前向きな力を...