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12年間の感謝を込めた、『進撃の巨人』完結プロモーション

講談社 『進撃の巨人』完結プロモーション

大人気漫画『進撃の巨人』の最終巻発売と物語の完結を記念して、駅での広告展開をはじめ、書店やオンライン上にてさまざまな企画を行なった。

『進撃の巨人』が完結しても最後の最後まで楽しんで欲しい

諫山創氏による大人気漫画『進撃の巨人』の最終34巻が6月9日に発売された。週刊少年マガジン編集部では、最終巻発売と物語の完結を記念して、駅での広告展開をはじめ、書店やオンライン上にてさまざまな企画を行なっている。

最終巻発売前の6月7日には、JR新宿駅大型LEDビジョンにて「感激の巨人」を放映開始したほか、護国寺駅にて駅貼りポスターを掲示。感激の巨人POP&ポスターを全国書店、電子バナーを電子書店にて展開した。9日の『進撃の巨人』最終巻発売日には、朝日新聞の15段広告にて最終巻予告を掲載。さらに、「最後の調査兵団募集」として、Web上で「調査兵団メーカー」を公開した。

また、全国のアニメイトとTSUTAYAの販売員が調査兵団のジャケットを着用する企画を実施したほか、『進撃の巨人』オンライン展覧会も公開した。

これだけ盛りだくさんな企画を実施した理由について、講談社 宣伝部の田幸志朗氏は、「約12年間にわたる物語が完結するにあたり、『進撃の巨人』を応援してくれたファンの皆様への感謝を伝えるため、多くの方の目に触れる広告や、ファンの方々が喜んで楽しんでいただけるような企画を実施しました」と話す。

田幸氏らは企画をする際、「ただ最終回を告知するだけでなく、ファンが一緒に楽しんでくれるプロモーションは何か」という点に最も注意を払ったという。そこで、広告展開だけでなく、「調査兵団メーカー」や「オンライン展覧会」など、参加型のコンテンツも盛り込んだ。

「クリエイティブ自体の直感性やわかりやすさ、使いやすさを重視し、より多くのファンの方々に『進撃の巨人』が完結しても、最後の最後まで楽しんで欲しいと考えました」(田幸氏)。

12年間の感謝と尊敬の意を込めて、書店員に調査兵団のジャケットを提供。全国のアニメイトとTUTAYA合わせて約150店舗にて展開した。

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