マーケティングにおけるソーシャルメディアの活用に重点が置かれるようになった昨今、「SNS上で起こっていることが、リアルタイムで把握しきれていない」という声が多くあがっている。
本講演ではTalkwalkerの前岡愛氏、大広の越智稔氏、沖花智之氏の3名がSNS分析を通じたインサイト把握、アクションプランへの活用について解説した。
Talkwalkerは、SNSやオンラインメディア上で起きていることを、リアルタイムのデータで見ることができる分析ツールだ。AIを駆使した投稿内容のポジ・ネガ判別や全体の傾向把握・分析が可能。大広の両氏も、クライアント支援において重宝しているという。
「これまでは広告会社として、キャンペーンやイベント実施時のレポートでの活用が多かったが、最近は企業のSNSアカウント運用の仕事も増えている。コロナ禍のような変化が激しく、かつセンシティブな状況下では、企業の情報発信すべてにおいて、TalkwalkerでのSNS分析を通じて、世間で何がNGとされているのか、文脈や空気感などをふまえておくことが欠かせなくなっている」(沖花氏)。
通常認識しきれないような、特定のハッシュタグやブランド名「以外」でのオーガニック投稿も増加傾向にあるが、Talkwalkerはテキストだけでなく画像や動画データも認識できるため、把握することができる。これはBtoCだけでなく、BtoBでも企業のロゴなどが適切に使われているか、などのブランドマネジメントの側面からも有用である、と越智氏。
競合のアカウントとの比較も可能なダッシュボード機能を社内外のステークホルダーと共有することで、共通の認識・評価軸をもったうえで、中長期的にクライアントの成長に貢献できると両氏は語った。
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