人口減少により日本市場が縮小しつつある中で、年々増加する訪日中国人や成長を続ける中国国内市場の波を捉えることができれば、企業にとって大きなチャンスとなる。2019年に発足した「Dentsu China Xover Center(CXC)」が、来たる2020年とそれ以降を見据えた中国ビジネスの成功のポイントを解説するセミナーを12月2日に開催した。
旅マエ、旅ナカ、旅アトを捉える 購買心理プロセス「SSSフレーム」
第1部には、電通 執行役員の山岸紀寛氏と吉田寿哉氏が登壇。訪日・越境において、ポスト2020以降まで中国が日本の成長エンジンになり得るとした。また2019年6月に発足した電通のグループ横断組織「Dentsu China Xover Center(略称『Dentsu CXC』デンツウ シー・バイ・シー)」を紹介。“爆買い”から“選別買い”へと消費傾向が変わる中、これからの成功要因は訪日、越境EC、現地販売が三位一体となってループすること。そのために日中の市場を知り尽くした電通のプロ集団が“クロスオーバー”な発想でマーケティング課題の最適解を、ワンストップで提供していくと話した …
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