国内のマーケティング責任者が集う「JAPAN CMO CLUB」は、2019年11月6日で設立6年目に突入しました。「JAPAN CMO CLUB」では毎年、年末にメンバーが一堂に会する「Year-end Networking Day」を開催していますが、2019年は12月19日に東京ステーションホテルで開催。多種多様な業界のマーケターが集い交流し、さらに新たなCLUBの方針も発表になった当日の様子をレポートします。

企業の垣根を越えて交流深める 各産業を代表するマーケターたち
日本の企業や商品、サービスのマーケティングにかかわる人たちを支援し、その活動や成果、社会的役割を国内外に発信してきた「JAPAN CMO CLUB」。2014年11月に設立され、その活動は6年目に突入した。
これまで「マーケターの集合知で日本に突き抜けた成長力を生み出す」というスローガンに賛同し、同CLUBに参画したマーケターは100名を超える。12月19日にはCLUB恒例の年末のイベントである「Year-end Networking Day」が開催された。CLUBでは定期的に研究会や分科会を開催し、メンバー同士の交流を深めてきたので、久しぶりの再会に会場の至る場所で会話が盛り上がる場面が多く見られた。
今回の企画テーマは「NEXT―次のステージへ」。ここには、参加者一人ひとりだけでなく、CLUBも次のステージに向かおうというメッセージが込められている。
Founderの加藤希尊氏は「設立から5年間で100社を超える企業のマーケターに参加をいただき、CLUB自体が非常に魅力的な資源を有する組織へと成長を遂げることができた。この資源を生かし、より自走する組織にしていきたい。目指すのはマーケターの、マーケターによる、マーケターのための『JAPAN CMO CLUB』。産業界を牽引するマーケティングの存在意義、そして社会におけるマーケターの存在価値をさらに高めるような活動や発信を皆さんとともに、考えながら進めていきたい」と話した。
具体的には、今後もCMOを招いての研究会は継続的に実施。その上でCLUBメンバーが自らテーマを決めて実施する定例研究会も開催。その内容をセミナースタイルで発表するフォーラムも立ち上げる。フォーラムはメンバー外のCMOも参加可能なオープンな場を目指す他、趣旨に賛同するマーケティング・パートナーとのコラボレーション企画も盛り込む計画だ。開催は7月の予定。

自走する組織へ、これからの「JAPAN CMO CLUB」
CLUBのFounder である加藤希尊氏からは、6年目を迎えて、次なる展開を目指す構想が発表された。

2020年に向けて「私のNEXT」を発表
参加者全員が登壇し、「私のNEXT」をテーマに2020年の抱負を発表した。

大関提供の日本酒で乾杯
乾杯の発声はプリファード・ネットワークス執行役員CMOの富永朋信氏。乾杯に使用したお酒は、参加メンバーの1社である大関提供の日本酒「十段仕込」。

会場内では会話が盛り上がる
会場内では久しぶりの再会を楽しみ、メンバー同士の会話も弾む。

バンドの生演奏でスタート
The Under Wisteriaのメンバーによる演奏でスタート。CLUBのメンバーの一人であるヤマハ執行役員ブランド戦略本部マーケティング統括部長大村寛子氏の協力で実現した。

恒例のだるまの目入れ
毎年、おなじみとなっている特製だるま。加藤氏が目入れを行った。

コントリビューションアワード2019発表
CLUBの活動に多大なる貢献をしたメンバーを顕彰するコントリビューションアワード。2019年は祇園辻利取締役の三好正代氏に贈呈された。



CMOの格付けチェック!
チームに分かれて、味覚や触覚などCMOの五感とセンスが試される「格付けチェック」を開催。トマトジュース、塩、バター、半紙など一流品と普及品の2つを試し、一流品を選択。5題の出題に対して全問正解は1チームのみ。最後に優勝チームがだるまに目入れをして記念撮影をした。

「JAPAN CMO CLUB」の活動報告は随時、宣伝会議運営のWebメディア「アドタイ」にてレポート中です。
https://www.advertimes.com/special/cmoclub/