東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会がいよいよ2020年に開催される。注目が集まる年だが、ひとつの転換期として、その先である2020年以降に目を向けていく必要がある。人口の減少、少子高齢化などといったさまざまな問題が考えられる日本において、これからの広告・マーケティングをどのように考えていくべきか。その参考となるよう本特集では、宣伝会議編集部が注目するキーワード、メディアなどについて取り上げていく。
Explanation
消費者が広告に接触する際の「体験」を意味し、広告のクリエイティブはもちろん、フォーマットや広告を取り巻くコンテンツ環境なども広告体験を左右する重要な要素となります。ブランド適合性の高い広告体験を提供することが、エンゲージメントや購買意欲の向上などの態度変容を促し、キャンペーン結果に貢献します。
2019年はデジタル広告費用が初めてテレビ広告を追い越すと予測されています。広告費のデジタルシフトが加速するにつれ、デジタル広告のブランディング目的での活用が進むなか、注目が高まっているのが「ブランドセーフティ」です。
アドベリフィケーションの浸透とともに、ブランド価値を損ねかねないコンテンツに自社の広告が表示されていた、といった事態が発生していることを、広告主は目の当たりにしました。広告費を払ってブランド価値が棄損されることのダメージは計りしれません。なぜこんなことが起こってしまうのでしょうか? …
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