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「ポスト2020」広告マーケティングの行方

2020メディアビジネスを読む(2) インターネット広告

有園雄一氏(zonari・電通総研・アタラ)

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会がいよいよ2020年に開催される。注目が集まる年だが、ひとつの転換期として、その先である2020年以降に目を向けていく必要がある。人口の減少、少子高齢化などといったさまざまな問題が考えられる日本において、これからの広告・マーケティングをどのように考えていくべきか。その参考となるよう本特集では、宣伝会議編集部が注目するキーワード、メディアなどについて取り上げていく。

Topic1 GDPR

General Data Protection Regulation:一般データ保護規則。EU市民が自分の個人データのコントロールを取り戻すことを主な目的としています。

Topic2 CCPA

California Consumer Privacy Act:カリフォルニア州消費者プライバシー法。基本的な目的はGDPRと同じだが、カリフォルニアの事業者が対象になります。

Topic3 個人情報保護法

2003年に制定され、現行法は2017年に施行。3年ごとに見直し・改正する方針。Cookieなども個人情報扱いして規制する方針を打ち出しています。

2020年からCookieや識別IDなどが「個人情報」になり、ネット広告のターゲティング技術が違法になるかもしれないと懸念されています。政府の個人情報保護委員会は個人情報保護法を見直し、2020年に改正する予定です …

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