東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会がいよいよ2020年に開催される。注目が集まる年だが、ひとつの転換期として、その先である2020年以降に目を向けていく必要がある。人口の減少、少子高齢化などといったさまざまな問題が考えられる日本において、これからの広告・マーケティングをどのように考えていくべきか。その参考となるよう本特集では、宣伝会議編集部が注目するキーワード、メディアなどについて取り上げていく。
Topic1 コミック&デジタルで収益V字回復
コミック作品の電子課金、デジタル広告への取り組み強化などにより大手出版社は過去最高レベルで収益回復。
Topic2 ニュージェネレーションズ(出版社・編集者)の登場
電子雑誌読み放題サービス事業社の増加、出版向けプラットフォームの成長とともに動画、ソーシャル等を活用する新世代編集者が登場。
Topic3 嫌われない広告
雑誌メディアの特徴でもある「信頼」「共感」といった要素が企業と生活者を結びつけるコンテンツマーケティングの「ソリューション」手法として評価されるように。
書店や雑誌発行部数の減少に伴って雑誌広告費も純広告を中心に減少が続いています。雑誌は広告到達といった点で「マスメディア」ではなくなってきており、テレビやネット広告のようにリーチや効果といったデータも十分ではないため、マス媒体としてのコミュニケーション予算が減少していると思います …
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