自主プレゼンはクライアントへのエール 大切なのは「魅力の『再』発見」
提案に際して、クライアントの真の課題(イシュー)を発見することは重要です。しかし実際問題、オリエンもファーストパーティーデータもなしでクライアントも目から鱗の真の課題を発見することは難易度が高い。そこで、自主プレゼンで「真の課題の発見」より大事なのは、第三者の立場からの、クライアントの企業・ブランド・商品・サービスの「魅力の(再)発見」だと思っています。
宣伝担当者が知っておきたいクリエイティブの基本
回答者
近谷 直之氏
広告を見た人がどのような気持ちになるかを考えながら決めるのが最終的かと思います。セリフ、効果音、音楽すべて合わさって広告の音になるので、楽曲単体ではなく全体を俯瞰して考えることがとても重要です。
ただ、そういった場合であっても音楽は往々にして人によって好みがあると思うので、楽曲のつくり手が、どのような意味でこの楽器を使用しているのか、なぜこの音をこのタイミングで入れているのか、どうしてこのテンポ、アレンジなのか、と音楽を細分化しながら理由を言語化して話すことができると良いと思います …