広告マーケティングの専門メディア

研究室訪問

新たな発見や知見を見出す手法 エスノグラフィーで社会を紐解く

藤田結子氏(明治大学)

『ファッションで社会学する』
有斐閣/藤田結子、成実弘至、辻 泉(編集)
ファッションをテーマに、社会学の基本的な考え方や、エスノグラフィーなどの方法を楽しみながら学ぶことのできる入門書(藤田氏)。

長期的な調査で導き出す深いインサイトやニーズ

社会学や心理学で用いられる観察手法としても有名なエスノグラフィーを活用し、人のミクロなコミュニケーションや意識、感情から社会の現象を読み解くのは明治大学 商学部の藤田結子氏だ。

幅広いテーマを研究する藤田氏のテーマのひとつが、働く女性の増加や家族構成の変化といった社会の動きに伴う育児課題だ。働きながら育児を両立できるか、共働き家庭がどのようなことに困っているか、エスノグラフィーを駆使して向き合っている。

また現在は電通とも連携し、自身のゼミ生も参加しての若者研究を行っているという。産学連携した研究は、学生も企業や社会のことを学ぶことができ、企業側も若者ならではの発想や声から学ぶことも多いため、互いに気づきの多い研究になるのだそう。

「変化の流れが速い現代は、若者の流行や彼らの興味の移り変わりも速い …

あと65%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

研究室訪問 の記事一覧

新たな発見や知見を見出す手法 エスノグラフィーで社会を紐解く(この記事です)
ボランティア活動から考える コミュニティと人の学びの関係性
口コミが購買に与える影響と企業が取るべき対応とは?
適切なデータ流通の促進へ、答えのない状況での闘い
誰もが使えるウェブを目指してアクセシビリティ向上に貢献したい

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する