最後にイベント企画の成功事例を紹介。イベントだからこそ実現できる深い「体験」を演出するために、デジタルの活用や、事前事後の仕掛けづくりなど、さまざまな工夫が凝らされていることが分かります。
case 01 大塚製薬
「ポカリガチダンスFES」
広告を超えて、ユーザーから愛されるコンテンツとして育っていった「ポカリスエット」のガチダンス。今回はそんなガチダンスを踊ってきてくれた、彼たち/彼女たちを主役にしたイベントを開催し、それを広告にしていくというチャレンジをしました。この日のためにダンスを覚え、全国から参加してくれた中高生は、なんと総勢4348人。
一人ひとりが主役の、この日この時しか体験できない一瞬を切り取った広告は、圧巻の一言です。私もこのイベント部分の企画・実施でお手伝いをさせていただきました。(電通ライブ 西牟田氏)
case 02 グリーン大通りエリアマネジメント協議会
「IKEBUKURO LIVING LOOP」
普段は単なる道として通り過ぎられてしまう場所が、市民の憩いの場所=居場所へと変わっています。また、マルシェとワークショップのスペースが立ち並び、街自体が体験の舞台になっています。
街全体を舞台として捉えて面として広げていくことで、体験やコミュニケーションの質が大きく変わっていく可能性がありますし、エリアにとって、市民にとってどのような価値をつくれるのかという、まちづくりの視点や文脈が入ることで、今までとは違ったアプローチでの企業やブランドとしてのコミュニケーション、社会貢献の形がつくれるかもしれません …
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