コピーライターズクラブ名古屋「CCN賞2016」が決まる
コピーライターズクラブ名古屋(CCN)によるCCN賞の公開審査が5月28日、椙山女学園大学で行われた。応募総数393作品のうち、36作品が受賞。最高賞受賞は、電通九州の渡邊千佳氏と、2年連続での受賞となる電通九州の村田俊平氏。受賞作はそれぞれ、長崎自動車のテレビCM「長崎バス」シリーズと、宮崎県小林市のPRムービー「ンダモシタン小林」だ。
公開審査には誰でも参加することができ、どの審査員がどの広告の前で立ち止まり、メモをとったのかも見ることができる。選考結果は、審査会直後の懇親会で発表され、応募者が審査員に選定理由を尋ねる、といった光景もみられた。また、懇親会では全作品の得票数を確認できるのも特長だ。
CCNでは3年ごとに運営委員が変わる。今年度から新たな運営委員長になった大広名古屋支社の戸谷吉希氏は、「僕の中で、変えたくないCCNと、変えたいCCNとがあって、全応募作品が見られる公開審査会は変えたくない部分の一つでした。運営陣をはじめ、会員やその周りの皆さんに手伝ってもらいながら、例年と変わらない公開審査ができました。CCNの目的は、コピーライターに限らず、業界全体を活性化すること。今までのCCNを引き継ぐコトと、新しいCCNの顔となるものを増やしていくのが、僕たちの役目と考えています」と話した。
ギャラクシー賞 CM部門大賞発表
放送批評懇談会は2日、第53回「ギャラクシー賞」CM部門の受賞作を発表。大賞は「KDDI au 三太郎シリーズ」で、このほか優秀賞3点などが選ばれている。
2015年4月1日から2016年3月31日にかけて国内で放送されたテレビCMで、地上波、BS、CS、ケーブルテレビのいずれかのメディアで放送された作品が対象。入賞作品は以下の通り ...