在京の放送持株会社5社の2016年3月期決算が出そろった。4社が売上高で月期決算が出そろった。4社が売上高で増収となった。日本テレビホールディングス（以下日テレHD）が大きく増収・増益となった一方、フジ・メディア・ホールディングス（以下フジ・メディアHD）は減収減益となった。
4社が増収、増益
5社の売上高の合計は1兆8208億8600万円。前年同期から3.5％増だ。4社が増収増益となった一方、フジ・メディアHD1社が減収減益となった。
売上高を見ると、視聴率の好調を反映し日テレHDが14.4％増と2ケタ増。次にテレビ東京ホールディングス（以下テレ東HD）の5.9％増が続き、テレビ朝日ホールディングス（以下テレ朝HD）が1.6％増、東京放送ホールディングス（以下TBSHD）は0.2％増の微増となった。フジ・メディアHDは微減の0.4％減。
利益面では ...
あと81％
