LIGHT IDについて説明するPanasonic Albert Blasco氏(MWC16にて)
LEDスクリーンの活用
先日、パナソニックの可視光通信技術「LIGHT ID」というサービスを見た。LED電球の点滅を利用して情報を送る技術であり、点滅パターンと特定の情報を紐付ける。つまり、モールス信号と原理は同じで、船上から電灯を明るくしたり消したりして通信する光景を見たような記憶があるが、その点滅をもっと高速したバージョンだ。肉眼では認識できないほど早いLEDの点滅パターンに、情報をのせる。
たとえば、「この点滅パターンのときは、このWebページに飛ぶ」という設定しておく。すると、スマホでこの光をかざしただけで、そのサイトにアクセスできる。よく見かけるQRコードの代わりに光にかざすだけだ。それに最近屋外のデジタルサイネージにも増えているLEDスクリーンは、細かい素子がそれぞれ光を出して一つの映像・画像を表示している。素子に違うパターンの点滅を設定すれば、スクリーンの場所によって違う情報にアクセスさせることも可能になる。
サブスクリプションモデル
パナソニックでは …
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