2015年、消費者心理を大きく揺り動かすトピックとは?各領域の有識者が、起こり得る消費者の心理変容を予測し、そこで企業がどのように動くべきかを考える。
早いもので、もう4月。気分も新たに新年度がスタートし、2015年度の消費もいよいよ本格的に盛り上がってくる。ここでは、月刊『日経トレンディ』、リクルートホールディングス、そして月刊『DIME』の3者から昨年末に発表されたトレンド予測を概観し、今年度の消費動向の勘所を押さえたい。
まずは、リクルートホールディングスが2014年12月に発表した「2015年のトレンド予測」。住まい、飲食、出産・育児、美容、社会人学習、進学、独立・開業、アルバイト・パートの8領域におけるトレンドを表すキーワードを発表した(表1)。女性が牽引していると思われるトレンドが目立つ。ここでは、今年度ますます社会課題として注目されるであろう、子育て世代の女性の就労率の上昇に関連したキーワードを紹介する …
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